鈴木博議員 一般質問概要

鈴木博議員の一般質問の詳細をお知らせします。

1.品川区の感染症対策について

  • 今回の新型コロナウイルス感染症流行に対する、品川区の2-5月の取り組みについて、簡単にご報告をお願いいたします。
  • 今後の第二波に備える準備として、保健所・病院・診療所の連携と情報の共有化は極めて重要と考えますが、区のご認識と、取り組みの現状はいかがでしょうか。
  • 5月12日から品川区が設置し、品川区医師会が運営するPCR検査センターが稼働し始めましたが、この間のPCR検査センターの実績について、お示しください。
  • また、唾液によるPCR検査も保険適用となりました。鼻咽頭からと唾液からのPCR検査の取り扱い、検査対象者の拡大、夏に向けて検査を行う医療関係者の熱中症対策など、PCR検査センターの今後の運営と改善点につき、ご説明ください。

  • 次に、予防接種についての区の認識と、接種が低下している現状に対する危機感、今後の予防接種に対する積極的な勧奨の具体的な方策について、区のお考えを説明願います。
  • 続いて、HPVワクチンについて、お伺いします 。現在、「対象年齢が過ぎても、HPVワクチンを、無料で打てるようにして」と、女子大生有志がオンライン署名活動を始めました。彼女たちへの救済措置は必要であり、接種費用の助成を改めて強く要望いたしますが、区のご見解はいかがでしょうか

2.品川区の子育て支援施策について

・乳幼児健診について。

再開される乳幼児集団健診の実施回数と対象人数をお示しください。

また、この措置で、今までの健診待ちが解消されるのでしょうか。4ヶ月健診を、特例で個別健診として実施しなかった理由についても、ご教示ください。

遅れている1歳半健診、及びまだ未施行の3歳健診について、今後どのように対応されていくおつもりなのでしょうか。

今後、新型コロナの第二波が、到来したときの対応についても、ご説明ください。

  • 大人の社会が感染予防と経済のバランスが大切なら、子どもの社会は感染予防と遊びのバランスが大切だと思います。

「保育所における 感染症対策ガイドライン」にしっかり準拠した上で、周囲の流行状況や子どもの発達段階を踏まえつつ、画一的にならない、きめの細かい年齢別の行動指針を作成することが重要ではないでしょうか。

品川区の保育所では、現在どのような対応が行われているのか、ご説明ください。

3.品川区の教育について

  • エビデンスに基づく、正しい感染予防対策の実施を、区には強く求めたいと思います。

コロナファッションというべき過剰な感染予防スタイルは、子どもの心身へ悪い影響を及ぼす危険があることを認識すべきです。現在の品川区の学校現場における感染予防教育と、じっさいの感染予防対策はどのように行われているのでしょうか。

  • 子どもの心を育てる教育についてお聞きします。

ある小児科クリニックが、新型コロナウイルス感染症に対する知識をどこで得ているか、アンケート調査を行った所、95%がテレビだったそうです。

しかし、テレビ、特にワイドショウの出演者の発言には、明らかな医学的誤りや事実誤認の発言も多く、たびたび大きな社会不安が引き起こされてきました。テレビの放送内容の検証を学校の授業として行えば、マスコミの報道を鵜呑みにして騒ぐ風評被害を減らすことができるのではないかと期待されると思います。

このような授業こそ、メディア・リテラシー教育と考えますが、区のご見解はいかがでしょうか。

  • 6月から授業が再開されましたが、子どもの自殺は学校の長期休業明けに増加する傾向があります。

今回の新型コロナに伴う休校は、長期にわたり、しかもStay Homeの影響もあり、子どもが抑うつ傾向や情緒不安定に陥る危険が高い、と指摘されています。

区の自殺予防取り組みについて、ご説明をお願いいたします。

以上

今後とも会派として区民の要望をしっかり聞き、区政に反映いたします。

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